歴史のまなびかた

聴講にいっている大学の先生の授業で、歴史の学び方を聞いた。

その先生は、歴史は昔のことを学ぶのではなくて、自分の興味のあること、知りたいこと、などなど、そのこと見つけて学ぶことから歴史が始まるのですと、言っていた。

たとえば、フルートはなぜ木管楽器なのか。
なぜ?どうして?と思ったときに、調べるとそこでフルートの歴史が学べる。
そのままにしていたら、ただのものを知らない人のままです、と言っていた。

私は、ものを知らないまま、現在に至っているので、これはおもしろいことを聞いたなぁと思った。

娘は、思春期真っ只中。
そして、徐々に自分はどうやら「普通」(多数派と呼ばれる人たち)ではないな、と感じ始めているみたい。

私は「普通」の子どもに育てたいと思っていたお母さんだったので、ずいぶんと「普通」じゃない娘に厳しく、つらく当たってしまっていた。(ものをしらないお母さんでごめん)

「普通」ってなにかな。

「普通」じゃないとだめなのかな。

私なりに思ったこと。

「娘」をもっと知りたい、そうして、アスペルガーとよばれる娘のことを理解し、共感し、受容し、楽しんで、娘のこれからの新しい歴史を希望をもって見守っていきたい。