ひさしぶりに書いてみた

ずっと書いてなかったブログ、タイトルを変えて書いてみようと思った。

ずっと読んでいる大好きな女の人のブログを読んで、私もまた書いてみようと思った。


話は、変わるが、今度中学生になる娘はアスペルガーだ。
この娘の子育ては大変だった。
とにかく、言動や行動が理解不可能だった。
心を通わすこともできなくて、苦しい毎日だった。

たとえば、ものによくぶつかる。
娘が歩けば、家の中のあちこちのものが落ちる、それを気にしないものだから、家の中が散らかる。
スーパーのカートを押せば人や壁にぶつかる。
エレベーターに乗ったときは、エレベーターの奥の壁にカートごと激突していた。
私は、いくら言っても治らないので、がさつだ、無神経だ、と、いらいらしていた。

WISCという発達の検査をした。

空間認知の能力が欠けていると言われた。
どうやら、がさつではなく、感覚的に空間認知ができないらしい。
私はびっくりした。

ショッピングセンターのエレベーターに乗っていると、扉が閉まりかけたときに走ってきた人がいたので、ドアの近くにいた娘に、「乗りたい人がいるみたいだから、開けてあげて」と言った。
娘は「開」ボタンを押して、その人を乗せてあげた。
その人は、娘に「ありがとう」とお礼を言ってくれた。

そうして、次の日、同じショッピングセンターのエレベーターに二人で乗った。
ボタンの近くにいた娘が、はるか遠く歩いている人に、大きな声で「乗〜りま〜すか〜!」と叫んだ。
私はびっくりした。

どう考えても、遠すぎる!そんな人にまで聞く必要はない。

これも、空間認知の欠如なのかなぁ。

だいたい、2メートルくらいまでのひとには聞くんだよ、とか、具体的な言葉掛けが必要なんだ、と思った。

文字で書いてしまえば、な〜んだそんなことくらい、と思うけれど、娘の特性が分かるまではなんか変だ、なんか変だ、と悩んでいた。

今は、少しづつ娘のことがわかるようになってきて(専門家に支援してもらって)だんだん面白くなってきた。


つづきは、また明日。